肉体労働から抜け出す方法と年齢別の考え方を解説

肉体労働をしている人の中には、肉体労働から抜け出したいと考えている人もいますよね。

また、肉体労働しかできないから、転職なんてできないと思っている人もいるはずです。

かみきた
かみきた

この記事を書いている私も元々は肉体労働を9年間しており、自分は肉体労働しかできないと思ってました。

しかし、しっかりと準備を整えて望んだ転職活動に成功し、今ではWebマーケティングを行っています!

私が行った準備も解説するので、肉体労働から抜け出したいと考えている人は参考にしてみてください!

肉体労働から抜け出す方法

スキルや資格を習得する

専門的なスキルや資格を習得することで肉体労働から抜け出すきっかけを手に入れることができます。

【資格やスキル例】

  • プログラミングスキル
  • マーケティングスキル
  • 簿記

オンラインコースや夜間・週末の学校で学び、現在の職場で活かせるスキルを身につけることから始めましょう。

おすすめのプログラミングスクール

RUNTEQ(ランテック):企業からの評価が高く、学べるスキルが実務に役立つ!

DMM WEBCAMP(ウェブキャンプ):転職成功率98.8!!

キャリア相談をする

キャリアセンターや転職エージェントを利用して、プロからのアドバイスを受けることも一つの方法です。自分のスキルや経験をどのように市場価値に変えることができるか、またどのような業界や職種が自分に適しているかを相談しましょう。

【相談におすすめのサイト】

マイナビエージェント:20代におすすめ!

リクルートエージェント:業界NO1の求人数!

ハタラクティブ:ブラック企業を排除した求人!

職業訓練を受ける

国や自治体が提供する職業訓練プログラムを利用することも、新たな職種への道を開く手段です。これらの訓練は、特定のスキルを短期間で集中的に学べることが多く、資格取得を目指すことも可能です。

ただし、正社員で働いている場合は受講できない場合もあるため、自身の状況を考慮して職業訓練を受けるか決定しましょう。

参照:東京労務局|職業訓練について

副業をする

副業を通じて新たなスキルを身につけたり、異なる業界の経験を積むことも有効です。最終的には副業が本業になる可能性もありますし、副業で得たスキルやネットワークが本業でのキャリアアップにつながることもあります。

肉体労働を抜け出す目的で副業をするなら、Webライティングがおすすめです。

始めるまでに必要な学習時間が短く、案件を獲得するまでのハードルが低い傾向にあるためです。

肉体労働から抜け出すための準備

転職をする人の66%以上は準備をしない(*1)という調査結果があることから、転職の準備をするだけで企業から好印象を受けられる可能性があります。

(*1)参照:令和2年転職者実態調査の概況 転職について(2)転職準備活動の内容 |厚生労働省 

実績をつくる

肉体労働を抜け出すためには、異業種転職が1つの手段になります。

転職活動をする際には、実績を準備しておくと面接の際に評価を受けることができます。

面接を受ける企業の業種にあった、実績を作るように心がけましょう。

なお、実績は小さいものでも構いません。なぜなら、未経験者の実績の評価は、質だけではなく、過程にあるからです。

つまり、努力ができる人なのか?目標を設定して自分で調べることができるか?などをみられるということです。

実績を文書化する

成果を出したら、それを具体的な数字や事例を用いて文書化します。

たとえば、ブログを開設した場合は、開設までの道のりと現時点での実績を記録しておきます。

この際、開設までに学んだことや、気づきなどを合わせて記載しておくと、面接で話すきかっけにもなるので実践してみてください。

このように実績を文書化しておくことで、面接時に自己PRの材料として活用できるだけでなく、履歴書や職務経歴書にも具体的な成果を盛り込むことができます。自分の価値を明確に伝えるために、日頃から成果を意識し、それを適切に文書化する習慣を身につけることが重要です。

目指す業界を調査する

転職活動を始める前に、自分が興味を持っている業界について徹底的に調査することが重要です。

業界の現状理解、将来性、求められるスキルや資格、働き方の特徴など、幅広い知識を集めることで、自分がその業界でどのように活躍できるか、またどのような準備が必要かが見えてきます。

情報を集める際は、転職サイトの求人を見るところから始めましょう。

求められるスキルや資格、提示される給与や休みの条件などを一緒に確認することができます。

メンターを見つける

キャリア形成において、メンターの存在は非常に価値があります。メンターとは、自分が目指すキャリアパスをすでに歩んでいる人、またはあなたが進みたい分野で豊富な経験と知識を持つ業界のプロフェッショナルのことです。

メンターを持つことで得られる主な利点は以下です。

専門的な知識と経験の共有

メンターはその分野での豊富な経験から、専門的な知識や技能、業界のノウハウを提供してくれます。これは書籍やオンラインコースでは得られない、実践的な学びです。

適切なアドバイスの提供

自分のキャリアの進路について迷った時、メンターは過去の経験に基づいて、具体的かつ適切なアドバイスを提供してくれます。これにより、避けられるミスを減らし、より賢明な決断が可能になります。

モチベーションの維持

目標達成に向けたモチベーションの維持は、キャリア形成において重要です。メンターはあなたの進捗をチェックし、励ましやフィードバックを通じてモチベーションを維持する手助けをします。

自己認識の向上

メンターとの対話を通じて、自分の強みや弱み、興味や情熱について深く理解することができます。これは自己成長につながり、より明確なキャリアプランを立てる助けになります。

肉体労働から抜け出す人の年齢別に考えること

肉体労働から抜け出すためには、異業種への転職が必要になります。

未経験での転職をする際は、給料や労働時間などが変わる可能性があるので、自身の状況によって考えることは変わります。

そこで、肉体労働から抜け出す人の年齢別に考えておいた方が良いことをまとめました。ただし、あくまで一般的な例であって、当てはまらない人もいるため、自身の状況に当てはめて参考になるかを考えてみてください。

20代

多様な経験の積極的な追求:新しいことに挑戦し、さまざまな職種や業界での経験を積むことで、自分の興味や強みを見極めます。

たとえば、コミュニケーション能力やITスキルなど、どの業界でも通用する汎用的なスキルを身につけることが重要です。

また、夢や目標を明確にすることも重要です。

個人的な意見ですが、20代で、自分が生活できるだけの金銭を稼げればいいという人は、リスクをとって転職するのもありだと思っています。

20代で様々な経験をすることで、30代になった時の選択肢が広がるからです。ただし、肉体労働からデスクワークなどの異業種転職は給料を下げる可能性があることは認識しておきましょう。

30代

30代になると家庭をもつ人も少なくありません。そういった人はリスクをできるだけ抑えるために、ある程度肉体労働から抜け出す準備をしてから転職をするのが良いでしょう。

また、30代になると前職でどのような経験をしてきたかも重視されます。異業種への転職をする際は、「自分で考えて業務を改善した経験」や「人に指導した経験」などどのような業界でも汎用的に役立つ経験を話せるように準備しておきましょう。

40代以降

40代以降の場合は、肉体労働である程度の給料を稼いでいる方も多いと思います。

そのため、まずは現在の業種を役立てられる業界で肉体労働から抜け出せないかを考えましょう。

たとえば、建設現場での経験を生かした施工管理業務や飲食店での経験を活かして、飲食店を支援するマーケティング会社へ転職するなどがあります。

肉体労働しかできなかった筆者が抜け出すまでにしたこと

肉体労働からのキャリアチェンジは、決して簡単な道のりではありません。しかし、筆者自身が経験したように、適切な戦略と持続的な努力によって、新しいキャリアへの扉を開くことが可能です。ここでは、肉体労働から抜け出すために筆者が実際に行ったステップを共有します

自分の希望と状況を明確にする

転職を検討するには、自分の希望や貯金などの状況を自己分析します。希望や状況によって転職の準備に使える時間や必要な準備が異なるからです。

【明確にしておきたい項目】

自分の希望・希望する業種
・雇用形態(正社員・派遣・バイトなど)
など
現在の状況・貯金額
・住居(寮や社宅に住んでいるか)など

たとえば、デスクワークの仕事をしたいと考えている場合、「事務」「エンジニア」「ライター」などの中からやりたい業務を明確にします。

ほかにも、貯金額や引っ越しはできるかなどの状況によって、勤務地の範囲や仕事をやめて転職活動する選択肢はあるかなどが決められます。

自分の希望が明確になると、準備も効率的に行えるようになるため、転職を検討をする際には、まず自己分析を行いましょう。

転職サイトを確認する

自分の希望や現在の状況などの自己分析が終わったら、転職サイトやハローワークなどで求人を確認しましょう。

求人を確認することで、転職活動の準備をする際の行動が明確になるからです。

たとえば、未経験でも応募可能な「webライター」の求人があった場合、そのまま応募するよりもある程度の知識を付けてからの方が企業に良い印象を与えることができます。

そして、求人サイトには企業が求めるスキルを書いてくれている場合がほとんどです。その内容をもとに自分の許容できる期間でスキルを学びましょう。

必要なスキルを学ぶ

求人サイトで必要なスキルを確認したら、休日や勤務後を活用してスキルを学びましょう。

肉体労働から異業種への転職の場合、大切なのは知識の量ではなく、自ら進んで学ぶ姿勢を示せるかです。

理由は、企業が未経験の人を雇う場合は、その人のポテンシャルをみて採用する傾向があるからです。

その点で、応募先の企業に関連するスキルを学んできている応募者は評価を受けやすくなるはずです。

実際、自分が就職した会社で面接を担当してくれた人は、自分がやってきた勉強を「効率はよくないけど、実際に行動に移して独学してきた点が良かった」と言っていました。

ちなみに自分は、転職活動の際、ブログを開設してそれを面接の際にみてもらっていました。(このサイトとは別です)

転職活動する

転職活動の準備をしたら、実際に就職活動をしましょう。

就職活動をする際は、転職サイトから気になる企業に応募します。

応募する際は、あまり期待しすぎず「連絡が返ってきたらラッキー」くらいの気持ちで行動しましょう!

どれだけ準備している応募者でも、企業にとって未経験者の採用は賭けに近いです。

そのため、未経験応募可能な求人でも、かならず書類選考を通過できる訳ではありません。

ぼくが転職活動をした時も、面接までいけるのは良くても5社に1社くらいでした。調子が良くない時は10社に1社くらいかもしれません。

それでも、回数を重ねると面接や応募文の内容も良くなり、企業が求める人柄もなんとなくわかるようになってきます。

肉体労働からの転職で他業種のことがわからないのは仕方ないことです!他業種のことを学ぶ良い機会だと思ってめげずにチャレンジしましょう!

努力できれば肉体労働からは抜け出せる

肉体労働からの転職やキャリアチェンジは、一朝一夕には成し遂げられるものではありません。しかし、確固たる目標を持ち、その実現に向けて継続的に努力を重ねることで、必ず新たな道を切り開くことができます。

肉体労働からの脱却という大きな挑戦は、自己成長の機会でもあります。一歩一歩確実に前進し、途中で挫けそうになっても、目標に向かって努力を続けることが大切です。

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